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性同一性障害って何だろう?
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2007年01月13日

2007年の抱負/二ノ宮

スタッフの二ノ宮です。今年もよろしくお願い致します。

2007年の抱負。
<想いをカタチにしていく>

去年はNPO法人GIDmediaを設立することができました。
想いがあっても、カタチにすることが困難な中、
まず、スタートラインに立てたことは嬉しいことです。

2007年は、教育従事者へ向けての勉強会や講演を中心に活動していきます。
今年は多くの人の前で、話すことや意見交換の機会が増えます。
セクシュアリティについて悩んでいる未成年の人達が
少しでも過ごしやすい環境を整えていきたい。
性同一性障害を抱えていたとしても、
楽しい思い出がたくさん残る学生生活を送って欲しい。
そんな単純な想いをカタチにするために
手探りながら、2007年は活動していきます。

今回は<想いをカタチにする>という抱負のもと、
僕の想いを言葉にします。

カミングアウトしたとき、どう接していいのかわからない。
どう扱っていいのか解らないと疑問を持たれる時があった。
逆にカミングアウトしていない場合、一人の男性で済むことが多かった。
この違いは性同一性障害を持つ人=「特別な人」という先入観が根底にあるのだと思う。

一人の人間と出逢ったときに、その人とどう接していくかということは、
誰もが自然に行っていることであり、
本来はそこに性同一性障害の問題があろうがなかろうが、大した問題ではない。

ただ、多くの人が、初対面の時から「性別」というものを無意識の内に認知しているので、
外見と戸籍上の性別が、また外見と本人の性自認が一致していない場合、
上記のような疑問が起こるのだろうと僕は思っている。

GIDmediaの活動は、初めからカミングアウトして人と接しているのだから、
自分達から壁を作っていると捉えられる可能性もある。
「僕は性同一性障害者です」と自ら最初に伝えているのだから。

確かに、最初は壁があるかも知れない。
しかし、僕は、その壁をどうやってぶち破るかが大切で、社会や個人にある、
その「見えない壁」が壊れたときこそ、根本的な解決に至るのだと思う。

どう接していいのか解らないのであれば、その疑問が解けるまで付き合えばいい。
どこまで踏み込んでいいのか解らない、これを聞いたら相手を傷つけるのではないかと憶測を立てていても、
話すことなしには解決しない。
結局、一人の人間と関わっている…それだけに過ぎない。
「見えない壁」はお互いが作り出していることに気づく。

僕は性同一性障害は、自分自身の身体への嫌悪感や違和感から生まれる障害と、
社会との関係の中で生まれる障害の2つで成り立っていると考えている。
前記は、個人で治療などを通して解決するしかないのだが、
後記は、当事者との関わりの中で解決できるものだと考えている。

GIDmediaの活動は、この後記の部分に働きかけている。
特に、身体的治療ができない未成年の当事者を少しでも楽にするには、
彼ら、彼女らをとりまく環境を整えていくことが必要なのだ。

僕はその「見えない壁」をぶち壊せるだけ壊したい。
身体的な治療に進めていない僕でも、
環境によって望みの性で生きることが可能なのだから。


また、団体の在り方の僕の考え方として、
GIDmediaを当事者だけで構成される団体にしたくはない。
当事者も非当事者も共存して、
ひとつの目的を達成できるような活動をしていきたいと考えている。
いろんな人達の協力を得ながら、内向きだけではなく、外へと踏み出したい。
posted by GIDmedia at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 二ノ宮
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